水まわりのDIYを自分で行いたい場合、資格のない素人がやっていい事とダメな事はあるので注意して欲しいです。
水道関係の工事をするには水道設備の配管工、責任技術者といった資格が必要です。
DIYなど自分でも出来る事、してはいけない工事についてはしっかりと理解をして下さい。
これはDIYで行ってもいい範囲だからと無理して作業するのではなく、難しいと感じたらトラブルが起こる前にプロにお願いしましょう。
安全安心な作業で Let’s go DIY!
水まわりのDIYはどこまで出来る?素人がやっていい事、ダメな事!
公共上水道は道路など公共の場所から家庭まで引き込まれている設備と
各家庭の敷地内に入ったところから屋内の配管、それぞれの蛇口や各機器までが給水装置です。
各家庭に入ったところにある元栓や水道メーターまでは水道局の管理となり
メーターから先の配管は個人の管理となりますが、自分で配管の変更など水道工事が出来る訳ではないので注意してください。
水道工事は、その地域での自治体が指定した指定工事事業者以外が行うことができません。
実際に個人で行なえるのは蛇口のパッキン交換や既存配管の止水栓から先の部品などを取替えるといったところまでとなります。
配管の延長や増設、給水設備機器の取り換えなどは資格のある専門業者にお願いしましょう。
ちょっとした配管だからとDIYで行ってる方もいるのですが基本的にはダメだと認識して!
DIYで出来る範囲は自治体で違う場合もあるので水道局などにお問い合わせましょう。
配管など自分で増設、延長などの工事をした結果、水漏れなどの大きなトラブルが発生した場合は法律に違反し罰則などの可能性もあるので注意してください。
水まわりのDIYはどこまで出来る?井戸水の配管は出来る!
井戸がある家庭も少ないと思いますが、自分で所有している井戸に家庭用井戸ポンプで地下水を汲み上げている配管などはDIY出来ます。
公共の設備でなく個人の持つ設備なので配管の延長、増設など出来ますが注意点もありますよ。
配管材料や接着剤など水道配管に適した材料で行ってください。水圧に耐えれなくなり漏水の原因になります。
地中に埋める塩化ビニール管は見た目は似てる電気用配管もあるので注意!
水道管はVPと表示されていてVEは電気配管です。
塩ビの水道配管には径の大きさなど種類がありますよ。
- ねずみ色の一般的な水道管のVP
- 紺色のHIVPはハイインパクト塩ビ管で衝撃強度があり主に本管に使われる
- 高温対応のHTVPはお湯専用の配管
それぞれ適合する素材の継手を使い専用の接着剤を使用してください。
塩ビ管の場合、接着剤で素材を溶かして接合するので配管内に水があると接続不良となり漏れの原因にもなりますので注意!
井戸の配管は自分で行う事が出来ても絶対にやってはいけない事があります。
公共の水道管、蛇口、機器への接続です。
これは必ず注意してください!
公共の水道管へ逆流の可能性がある事はしてはいけません。
家庭内で井戸水と上水道を切り替えて使いたいと思ってバルブ操作で切り替えをする方がいますが、これは違法です。
たとえ混合水栓でも水側とお湯側の水が違うのはダメです!
接続されているという事はバルブ操作の誤りや蛇口、バルブの故障など起こる事はあります。
上水道側は圧力が高いから逆流などしないと思いがちですが水圧は各地域で違うのと断水などの工事もあるので家庭内の井戸水が公共の水道管に入り込む事が想定されるので注意してください。
まとめ
水まわりのDIYを自分で行いたいと思う事はありますが、資格のない素人がやっていい事とダメな事はあるので注意して欲しいです。
水道関係の配管など工事をするには水道設備の配管工、責任技術者といった資格が必要なのと地域での自治体が指定した指定工事事業者以外が行うことができません。
DIYなど自分でも出来る事、してはいけない工事についてはしっかりと理解をして下さい。
- 敷地内であっても給水配管は屋外、屋内どちらも分岐、延長などの工事はしてはいけません。
- 実際に個人で行なえるのは蛇口のパッキン交換や既存配管の止水部から先の機器、部品などを取替えるといったところまでとなります。
DIYで出来る範囲は自治体で違う場合もあるので市の水道課、水道局などにお問い合わせしてください。
井戸が家庭内にあり家庭用井戸ポンプなどの配管や器具への接続は基本的にOKです。
しかし注意する事もあります。
- 絶対に公共上水道に繋がるような配管はしてはいけません。
- 混合水栓でも水側が井戸水、お湯側が上水道といった接合もダメ!
水道配管には法律で決められた水道法もあり個人で勝手に行う事は出来ないのでDIYをする場合は注意してくださいね。
DIYは安全安心で楽しみながら♪
今回も最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。