温水器でよくあるトラブルといったらお湯の出が悪いとよく言われます。
電気温水器の場合、直接水道管の圧力でお湯を出せる直圧式の灯油ボイラーやガス給湯器に比べタンクに貯めお湯を沸かす貯湯式構造なのでお湯の圧力は弱いです。
温水器本体に入る水の入り口に少しのゴミなどが詰まるだけでお湯の出に影響してしまいますから
器具の入り口にあるストレーナーを掃除してお湯の出を解決したい!
Let’s go DIY!
温水器で湯の出が悪い⁈減圧弁や蛇口のストレーナーを掃除して解決‼
電気温水器は貯湯式なので高温のお湯を圧力を下げて貯めています。
温水器に入る給水の圧力を下げるために減圧弁と呼ばれる部品が使われているのですが、そこにはストレーナーという配管内のゴミなどを取る網が取り付けられていてゴミが詰まるとお湯の出が悪くなります。
直圧式でもストレーナーが詰まると、もちろんお湯の出が悪くなるのでストレーナーを掃除する事で解決する事もあります。
シングルレバー水栓やサーモスタット水栓など蛇口にもストレーナーが取り付けられている場合もあるので掃除する事で解決できたりしますよ。
灯油ボイラーや給湯器の場合でも貯湯式の場合は圧力は抑えているのでストレーナー掃除で解決する事があります。
お湯を沸かす機器のストレーナーと蛇口の部分、この二か所を掃除してみると解決する事も多いです。
必ず水道管の元栓を閉め蛇口などお湯の出ない事を確認して行ってください。
特にお湯の場合は火傷の危険性もあるので注意が必要です。
電気温水器に限らず貯湯式のボイラーなどの場合は構造上お湯の出が弱いのは仕方ないのですが、最近では高圧型の電気温水器が発売されていたり加圧ポンプで圧力をあげる事も出来ますよ。
今までガス給湯器や直圧式のボイラーを使っていて温水器に替えたから出が悪いなどは違うのでその点は注意して下さい💦
温水器で湯の出が悪い⁈減圧弁や蛇口のストレーナーってどこ?
ストレーナーは配管内のゴミなどを器具ないへ入れない為と水やお湯の出口に付け器具内のゴミを出さないように工夫してあります。
温水器やボイラー、給湯器など水の入り口に付いています。
蛇口の場合は、水栓取り付けの部分や水の出るサオの先、シャワーヘッドの根本もに付いてる場合がありますよ。
蛇口のストレーナー
まずは一番簡単なストレーナーの場所として蛇口の先にある所を掃除してみましょう。
蛇口によって違いますがサオ先に網が付いている場合それを緩めて外し掃除すると良く出るようになる事もあります。
最近は、シャワーヘッドの根本にもストレーナーがあったりしますよ。
赤丸部分の所にあるストレーナーは緩めて外します。この写真では両方外してあるのでネジの部分が見えてます。
サーモスタット水栓などの場合取り付け足の部分にストレーナーがあったりします。
壁付の混合水栓の足の部分で右側のように赤丸で囲んだところにストレーナーがあったりするのでココを分解してストレーナー掃除してみましょう。
小さいセンターのマイナス部分を閉めて止水し、外側のネジを蛇口付属の金具で外してストレーナーを取り出して掃除します。
ただし、蛇口が古いと固着して外せない、Oリングパッキンが変形して水漏れする事もあるので注意して下さい。
※水栓によってストレーナーの位置は違います。
温水器や給湯器などのストレーナー
家庭用湯沸かし器やガス給湯器などにもストレーナーがあるので掃除してみましょう。
本体の水の入り口にあり黒いプラスチックや、真鍮の部品で取り付けられている場合が多いです。
プライヤーなどで緩めるとストレーナーが付いてあるので掃除してみましょう。
電気温水器のストレーナーは減圧弁に付いていますが、減圧弁が何処にあるかを見つけストレーナー部分を緩め掃除をします。
配管の部分に露出されてもある場合は保温材を外し外して掃除出来ますが
最近の温水器やボイラーに内蔵されている場合は危険なのでプロにお願しましょう。
減圧弁はこんな形状の部品。
配管部分に保温されていますが、ストレーナーは少し出っ張った部品を緩め取り出します。
減圧弁の中にストレーナーが見えます。
減圧弁のメーカーや型式、形状によってストレーナーの付けてある部分は違うので注意してください。
古い場合は固着して緩まない、ストレーナーが取り外せないなど難しいと感じたらプロにお願いしましょう。
配管の一部なので外しても戻せない、水漏れするなどトラブルとなれば水、お湯は使えない状態になります。
難しいと感じたらプロにお願いして下さい。
作業する前に必ず止水の確認をして下さい。
まとめ
電気温水器や貯湯式のボイラーなどは直圧式よりも水圧が低いのでストレーナーへゴミが溜まると水の出が悪くなる事があります。
蛇口にもストレーナーが付いたタイプもあるので掃除する事で水やお湯の出が改善しますよ。
- 温水器の配管に取り付けられた水圧を下げる減圧弁にはストレーナーがあり掃除。
- 蛇口の水の出口にあるストレーナーを掃除。
- 湯沸かし器や給湯器には水抜き兼ストレーナーがあるので掃除。
作業前に必ず止水の確認を!
硬くて緩まないなど難しいと感じたらプロにお願いしましょう!DIYは安全安心の作業をしてください。
今回も最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!